なぜ表彰記念に高級IDケース？

表彰記念に高級IDケースが選ばれている

毎年、社内の表彰記念として本革製の高級社員証ケース・IDケース・IDホルダーをお選びいただいている企業様がいらっしゃいます。

こちらの企業の担当の方のお話によると「表彰された社員は、高級な革のIDケースを首からぶら下げることができる。そしてとても目立つのです」とのことでした。

本コラムでは、この言葉をきっかけとして、表彰記念として高級IDケースが選ばれる理由について考えてみたいと思います。

そもそも表彰記念品は、卓説した営業成績や開発の実績、長年の勤続など、社員の貢献を会社全体で讃えるために贈るものです。多くの社員が集まる特別な式典を開催して、賞状の授与や記念品の贈呈を行うことが多くあります。

表彰記念品がもたらす最大の効果は、社員のワークエンゲージメント向上です。記念品を贈られた社員は「成果を出すために努力してきてよかった」「もっとこの会社の成長に貢献したい」など、仕事への誇りや会社への愛着が深まり、さらなる活躍が期待できます。

そんな人事戦略の一環ともいえる表彰記念品を選ぶにあたっては、社員のモチベーションアップに直結するアイテムかどうかという視点が極めて重要です。

表彰記念に高級IDケースが選ばれる理由として、主に以下の3つが挙げられます。

・優秀な社員としての証になるため
・社員の心に長く残り続けるため
・オリジナリティを高められるため

表彰記念品は首からぶら下げて目立つものであるため、身に着けることによって優秀な社員としての証になります。努力の賜物として、そして誇りの象徴として胸元を飾る。他の記念品には出せない高級IDケースならではの魅力です。

また、オリンピックの金メダルや銀メダルなどもそうですが、表彰＝首にかけるというのが大きなポイントとなります。式典で高級IDケースを贈る場合には、メダルのように首にかけて渡すといった凝った演出が可能です。

トロフィーやメダルなども、優秀な社員の証として贈れる素敵なアイテムではありますが、普段使いするものではありません。高級IDケースであれば、社員が誰しも使うものであり、常に社員のモチベーション向上のきっかけになることがメリットです。

高級なレザーのIDケースであれば、長い期間使用できて、社員の心に長く残り続けることもポイントです。本革は水濡れや傷などへの耐久性が高く、普段から使い続けても品質の劣化がしにくい特徴があります。

そればかりか、本革は年月とともに美しくなる「経年美化」という性質を持っています。使うたびに見た目の味わいや価値が増す高級IDケースは、会社の大切な財産である社員に向けた記念品にふさわしいアイテムです。

身に着ける社員にとっても、長く手元に残り続けることによって、自社への愛着が深まっていくきっかけとなります。

高級IDケースは、記念品としてのオリジナリティを高めやすく、受け取った社員が特別感を得られやすいのも選ばれる理由の一つです。

アイテム自体の希少性が高いのはもちろんのこと、企業名・記念文字などの名入れ刻印や本体のカラーの変更など、デザインの選択肢は多岐にわたります。

社内向けの記念品は、どうしても毎年同じものを選びがちです。しかし、高級IDケースであれば、毎年デザインを少しずつ変更できるので、社員にとって自分のためだけに贈られた世界でたった一つの記念品になります。

高級IDケースの特別感を高め、表彰記念品としての効果を上げる方法は、本体のデザインの工夫だけではありません。

近年、高級IDケースを贈るときに、金箔押しまたは銀箔押しされた化粧箱を入れ物として採用する企業様が増えてきています。化粧品は熨斗による伝統的な包装と異なり、デザインの幅が広く、記念品の中身に合った色選びや箱本体への刻印により特別感を演出可能です。

また、アニバーサリーカードと呼ばれる名刺サイズのカードを化粧箱に入れる工夫もあります。カードには記念のメッセージや日付、ロゴなどを取り入れて、記念品本体には盛り込めなかったお祝いのメッセージを添えることができます。

特に、表彰記念品は式典などで盛大に渡すだけではなく、記念の日に個別包装などでささやかに贈る場合も少なくありません。その際にも、高級IDケースと化粧箱、アニバーサリーカードのセットであれば、記念品の贈呈を思い出に残る特別なイベントにできるはずです。

高級IDケースは、冒頭ご紹介した企業の担当の方の言葉の通り、表彰された社員の方が首からぶら下げて胸元で目立つアイテムです。優秀な社員の証となり、ワークエンゲージメント向上につなげるため、まさに表彰記念品にふさわしい選択肢の一つといえます。

数々の上場企業に納品実績のあるGRANESSの本革製IDケース。表彰された社員の皆様が、首からかけ、日々業務に向かっていただいていると思うと、作り手である私たちも誇らしくなります。

また、IDケースが「勲章としても意味を持つアイテム」だと思うと、厳選された高級革、製作に携わる職人も、また同じく一流でなくてはならないことを実感しています。