医療現場で好印象なIDケースの色!職種別3選
大学院修士課程を修了後に、総合病院や介護施設などで理学療法士として働いた経験を持つライターの視点から、医師や看護師をはじめとする医療従事者が身につけると好印象に見えるIDケースの色選びについて解説しています。
医療現場におけるIDケースの役割
病院での日々は、忙しさとプロフェッショナリズムが交錯する場所です。医師や看護師などの医療従事者は、その環境の中で高い技術と共感的なケアを提供する重要な役割を果たしています。
そのような職場で、細部にまで気を配ることは、患者さんやそのご家族からの信頼を得る上でも不可欠です。例えば、入館証やネームプレートとして使用されるIDケースは目につきやすいアイテムの一つです。
GRANESSコーポレートギフトでは、本革製のIDケースをおすすめしています。品格や知性を醸し出すレザー素材は、病院や医療関連施設への信頼感を演出することがでます。また医療現場は常に動きが求められるため、耐久性のある素材は長期的にも経済的といえます。
そんな本革製のIDケースですが、実際の医療現場ではどのような色が人気なのでしょうか?本コラムでは、医師や看護師など医療現場で働く皆様の職種別に、おすすめのIDケースの色をご紹介していきます。
医師におすすめのIDケースの色
ホワイト
清潔感のあるホワイト系カラーのIDケースは、医師に人気のカラーです。白衣の上に身につけても目立ちすぎることなく、清潔感や洗練された印象を与えることができます。白衣は医療現場の象徴的なユニフォームであり、その信頼感を損ねることなく使用できるカラーといえるでしょう。
ホワイト系のIDケースを使用することで、優雅さ、洗練、清潔感などを演出しつつ、患者さんや同僚に対して穏やかさや親しみやすい印象を与えることができます。
また、グレー系など明る目の色のスーツやパステルカラーのシャツとも相性が良く、カジュアルな学会や研修会でも活用することができます。
ネイビー
ネイビーのIDケースは、高潔な印象を与えるカラーで医師に人気のカラーの一つです。医療現場における医師の威厳と信頼性を強調します。患者さんやそのご家族、同僚に対して、安定感と高い専門性を伝えることができます。また、ネイビーは落ち着いた安心感を提供し、緊張が高い医療環境においても穏やかな雰囲気を演出します。
ネイビーは白やライトブルー、ストライプなどのクラシックなシャツとの相性が抜群で、白衣の下に着用するシャツに対しても洗練された印象を与えます。
また、日常の医療業務から学会や研修会などのフォーマルなビジネスシーンまで幅広く活用できます。特に、灰色や黒、紺色のスーツとの組み合わせは、その専門性とプロフェッショナルなスタイルを一層際立たせます。
キャメル
キャメル系のカラーもまた、医師に人気のあるIDケースとして広く選ばれています。この色は、自然界に由来する温かみと安定感を提供し、患者さんや同僚に対して落ち着きと信頼を感じさせます。
またキャメルには様々なトーンがあり、明るいキャメルから少しベージュに近いタンという色合いに至るまで多様性を持つため、医療施設のイメージカラーに合わせて選択することができます。
キャメルは、落ち着きと経験の豊かさを表現しつつ、親しみやすい印象を与える色です。ベージュ、茶色、オリーブ色のスーツとの相性が良く、柔軟性とアプローチャブルなスタイルを好む医師に特に適しています。また、クリーム色やベージュ、薄いピンクやブルーなどの暖かい色調のシャツとも良く合います。このように、キャメル系のIDケースは、医師に対してスタイリッシュかつ親しみやすい印象を提供してくれます。
看護師におすすめのIDケースの色
ピンク
ピンク色は看護師に人気のカラーの一つです。この優しい色合いのIDケースは、医療現場において患者さんと触れ合う機会の多い看護師の印象を和らげ、優しい印象を与えることができます。特に小児科や産婦人科などを有する医療施設、地域の看護協会などで人気のカラーです。
ビニールや合皮などの素材だとチープな印象になりがちなピンク色ですが、本革素材を選択することでそうした印象を排除することもできます。本革は高級感や信頼感が伝わるだけでなく、耐久性にも優れているため実用面でもおすすめの素材と言えます。
またピンク色はその優しさと親しみやすさで、患者さんやご家族との関係構築に貢献します。この色の選択は、患者さんに対する思いやりと配慮を示し、看護師と患者間のコミュニケーションを促進する効果も期待できるでしょう。
レッド
レッドやワインなどの色調のIDケースも看護師に人気があります。鮮やかな赤色は、医療現場に活力と情熱をもたらし、看護師が積極的かつ元気に業務に取り組んでいることを示すシンボルとなります。またワイン系ですと落ち着きや信頼感を伝えることができます。レッド系のカラーは自信や強さを象徴し、患者ケアに対する深い情熱を示してくれます。
レッドのIDケースは、性別を問わずその明るさとエネルギーは医療現場に新たな色彩をもたらし、看護師が患者ケアにおける情熱とコミットメントを示す手段として機能してくれます。
アイボリー
アイボリー系のカラーも、看護師に人気です。少しだけクリームがかった優しいホワイト系の色合いは、男性にも女性にも選ばれやすい色です。また純白に比べて暖かみがあり、柔らかく落ち着いた印象を与えます。そのため、ジェンダーを問わず多くの看護師に好まれています。
アイボリーは、患者とのコミュニケーションを促進する色としても効果的です。優しさと安心感を伝えるこの色は、看護師が患者に対して安心感と穏やかさを提供する上で大きな役割を果たします。
さらに、アイボリーはスタイリッシュで汎用性が高く、多くのユニフォームやアクセサリーとも簡単に調和します。アイボリー系のカラーは看護師としての日々のケアに対する献身性を象徴しつつ、性別を問わず採用できるカラーのため、大学病院からクリニックまで、様々な医療関連施設でおすすめの色といえます。
リハビリ職員におすすめのIDケースの色
ブラック
リハビリ職員向けには、ブラックカラーのIDケースが人気です。ブラックはその万能性と洗練された印象で、ホワイト、ネイビー、青のスクラブとの組み合わせに特に適しています。特に青色のスクラブと組み合わせた場合、ブラックのIDケースは強いコントラストを生み出し、シャープで専門的な印象を与えます。
また、ブラックはスタイリッシュで現代的な外観を演出しするため、近年開設された新しい医療機関などでも積極的に採用されています。リハビリ職員が自信を持ち、その分野で熟練していることを示すのにも役立つといえるでしょう。
ブラックのIDケースは、そのシンプルさと汎用性により、医療現場でのスタイルと専門性を強化し、患者や同僚にポジティブな印象を与えることができます。
ワイン
ワインカラーもリハビリ職員向けに高い評価を受けています。この色はエレガントで洗練された印象を与え、成熟した雰囲気をもたらします。ワインカラーの深みと暖かさは、訪問医療を提供する施設でも人気です。
さらに、ワインカラーは聴診器のカラーとしても人気があり、多くの医療職員が選択しています。この人気はIDケースにも影響しているといえるでしょう。この色は、ホワイトのスクラブとも良く合い、暖かい色合いでアクセントを加えることができます。
ワインカラーのIDケースは、リハビリ職員の仕事着にエレガンスと暖かみ、そして高級感を加えてくれる最適なカラーといえます。
グレー
グレーもIDケースでは人気カラーの一つです。この色は落ち着いた印象を与え、医療現場での専門的な環境にぴったり合い、患者にも穏やかな雰囲気を提供します。
グレーは、ホワイトやネイビー等のスクラブとの相性が良く、統一感のある外観を作り出します。また、グレーのIDケースはビジネススーツを着用する場にも適しています。黒や紺、灰色などのスーツと調和し、統一感のある外観をもたらし、学会や研修会での専門性が求められる場においても、安心感を与えることができます。
控えめでありながら上品なグレーは、派手さを避けつつ品位を保ってくれます。加えて様々なユニフォームやアクセサリーと調和しやすいことが、多くのリハビリ職員に支持される理由です。この多様性と調和のとれた特徴から、グレーのIDケースはリハビリ職員にとって理想的な選択肢となっています。
まとめ
ここまで医療職に最適なIDケースのカラーについて多角的に見てきました。医師や看護師、リハビリ職員といった「医療職」という広範な分野の中でも、それぞれの職種において求められる姿、立場、役割は異なります。そして、活用する場所や状況に応じて、最適なカラーも変わってきます。
病院や医療関連施設が大切にしているイメージ、そして患者さんやご家族に与えたい印象などによって職員に配布するIDケースを選ぶ必要があります。GRANESSコーポレートギフトでは、これまでに病院・医療法人・看護協会など様々な医療関連施設への納品実績を有しております。医療関連施設でのIDケースの採用をご検討の場合には、ぜひ一度ご相談・お問い合わせください。