周年記念事業を成功させるための方法
周年記念事業の意義
周年記念事業は企業が節目の年を祝い、さらなる成長へ向けて舵を切るきっかけとなる重要な取組みです。社内に向けては社員のエンゲージメント向上のため、社外に向けては取引先との関係強化や顧客層の拡大につなげる機会として企画されることが多くなっています。
近年、ビジネスを取り巻く環境が激しく変化する中で、企業の在り方や方針を柔軟に変えていくことが必要不可欠です。経営方針やコンセプトを転換し、社内外に対して新たな方針の浸透を図るため、周年記念事業を活用したいと考える企業も少なくありません。
しかし周年記念事業の成功は容易ではなく、一定のコストがかかるものです。企業によっては様々なイベントを企画し、年単位で準備を行う場合もあります。期待通りに企業の成長のきっかけとなることもあれば、一過性のイベントになってしまう場合もあるようです。
私たちGRANESSコーポレートギフトは、ものづくりという切り口でお客様の企業価値向上やブランディング構築に貢献することを目指しています。そうした私たちの視点から、周年記念事業を成功させるための方法、特にその中で記念品が果たす役割やアイテムの選び方について紹介していきます。
周年記念事業を成功させるためのポイント
周年記念事業を成功させるために前提とすべき考え方は「目的からの逆算」です。周年記念事業によって実現したい目的を明確化し、そのために必要な準備や調整を社内外で進めていく必要があります。もし目的が曖昧で単なるイベントの組み合わせになってしまうと、社員や取引先にメッセージが伝わらず、一過性の事業になってしまいかねません。
たとえば社内向けの取組の目的としては、企業の新たな経営方針や理念の浸透を図る、社員や部署の連携を強化するといったことが考えられます。周年記念は世代や持ち場を超えて全社員が関わる機会だからこそ、社員の意識改革や一体感醸成のための全社的な取組を行うチャンスです。
また社外向けの取組の目的としては、自社のブランドイメージを刷新する、取引先や株主に対し感謝を伝えて関係強化を図るといったことが考えられます。特に周年記念は例年より注目が集まり、関係者が集まるイベントを開催しやすいため、新たなメッセージを打ち出すには最適のタイミングです。
周年記念事業は、イベントの開催や経営陣による発信、表彰の実施、動画や冊子の作成、記念品やノベルティの配布など、様々な要素を組み合わせる必要があります。事業の目的から逆算して全体の戦略を立てて、優先順位を付けて取組を企画することが成功のポイントといえるでしょう。
周年記念事業における記念品の役割
周年記念事業における記念品の役割について、「目的からの逆算」の視点を交えて紹介していきます。前提として、記念品のメリットは贈られた側に自社を印象づけられること、モノとして長く手元に残り続けること、不特定多数の人に配れることです。こうしたメリットを踏まえて、周年記念事業の効果を高めるよう適切に取り入れる必要があります。
たとえば社内への新たな理念の浸透を目的として周年記念事業を行う場合、記念品は社員への長期的な印象づけに有効です。記念式典など様々な企画を開催し、社員が新たな理念をしっかりと理解できたタイミングで記念品を配布することによって、理念の長期的な浸透や会社への愛着醸成が期待できるでしょう。
また社外に向けて企業のブランドイメージの刷新を図りたい場合、多くの顧客に記念品やノベルティを贈ることでPR効果を強化できます。記念イベントや展示会を開催して、企業の新たなコンセプトやサービスの周知を図るタイミングで顧客へ配布すれば、自社へのポジティブなイメージを拡大できるでしょう。
社内に向けて
- 理念の長期的な浸透や会社への愛着醸成
- 会社への愛着醸成
- ワークエンゲージメントの向上
社外に向けて
- 自社のポジティブなイメージの拡大
- イメージの刷新
- ブランディング構築
このように周年記念事業の記念品選びにあたっては、事業の目的を前提として記念品を配布するターゲットやタイミングを決めること、そして記念品が社員の意識や自社のブランドイメージに対してどのような価値をもたらすかを丁寧に検討することによって、事業の効果を最大限高めることができます。
周年記念品の事例と名入れ
では具体的にどういった記念品が周年記念事業の効果を高めることができるのでしょうか。私たちが扱うレザーアイテムは、特別感・耐久性・汎用性を兼ね備えており、先ほど紹介した記念品のメリットを最大限引き出すものです。いくつかアイテムを紹介していきます。
社内向けの記念品としては、たとえば革製の社員証ケースが周年記念に人気のアイテムです。社員ケースは社員全員が普段から身につけるものであり、まさに理念の浸透や一体感の醸成につながるものといえるでしょう。ケースに収納できるクレドカード(企業の理念を簡潔に記載したカード)をあわせて配布することも一つのアイディアです。
また社外向けの記念品として、顧客や取引先など多くの関係者に配布する場合には、レザーコースターやレザートレーといった特に汎用性の高いアイテムがおすすめです。顧客に対してリーズナブルに大量配布する場合にはレザーコースター、重要な取引先に贈るのであればレザートレーなど、目的やターゲットに合わせた贈り分けも考えられます。
さらに社内・社外向けの周年記念品では、アイテムに刻印する名入れも重要な役割を果たします。社名やロゴ、周年の年数などを入れるのがオーソドックスですが、もし周年記念事業で新たな理念やコンセプトを掲げる場合には、メッセージとして刻印することで印象付けるのもよいでしょう。
周年記念事業の成功に繋がる記念品選びに向けて
このコラムでは、周年記念事業を成功させるポイントや記念品の役割、具体例などを紹介してきました。
周年記念事業の成功のカギは「目的からの逆算」です。そして周年記念事業の効果を高める記念品選びにおいても、事業の目的を前提として記念品のターゲットやタイミングを入念に検討して、目的に沿ったアイテムを選ぶとよいでしょう。
また、記念品のアイテム選びやデザインには深い知識が必要です。しかし周年記念事業の準備は日常業務を兼務しながら担当することも多く大変な作業であり、記念品選びに多くのリソースを割けないということもあるかと思います。そこで周年記念品の納品実績が豊富なメーカーやブランドに相談するのはいかがでしょうか。
私たちGRANESSコーポレートギフトは何よりもアイテムの品質にこだわり、さらにその先にあるお客様の企業価値向上を目指して、周年記念という新たな門出にふさわしい記念品選びをサポートしています。納品実績は10周年を迎えた企業から100周年を超える老舗企業まで幅広く、長年の経験を生かしてお客様のニーズに沿ったご提案をいたします。まずは一度ご相談・お問い合わせください。