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ノベルティの語源と贈る意義

ノベルティ 革製しおり
目次

ノベルティの語源

ノベルティの語源は英語の「novelty」であり、「目新しいもの」、「珍しいもの」、「関心を惹くもの」などの意味があります。かつてノベルティというとチープなものという印象を持たれることが一般的でしたが、近年ではイメージに変化が起きつつあり、こだわりの高級アイテムを用意する企業も少なくありません。

語源である英語の意味にあるように、顧客の関心を惹く目新しいアイテムを贈ることで、単なるお土産にとどまらない意義のあるノベルティになります。なおノベルティと同じく企業が贈る「記念品」は、記念となる日や出来事を念頭に贈るときに使う言葉です。両者の違いは「記念品とノベルティの違い」のコラムで解説しています。

ノベルティを贈る意義と効果

ノベルティ選びにあたって大切なのは、贈る意味を深く理解することです。以下では企業がノベルティを贈る意義について、三つの観点から説明していきます。

新しいプロダクトやサービスのプロモーション

第一に、新しいプロダクトやサービスのプロモーションのためです。企業が新発表をする際にイベントや展示会を開催し、帰り際などにノベルティを配布することがあります。自社や発表内容を思い出させるような要素を入れ込めば、さらなる訴求につながるでしょう。

ポイントはプロモーションの効果が長く持続することです。イベントのみだとどうしても一過性になりがちですが、ノベルティは手元で繰り返し使用して、その度に企業のことを思い出すため、長期的な販売促進の効果が期待できます。

企業価値やブランド価値の向上

第二に、企業価値やブランド価値の向上です。企業が自社のブランドイメージに沿った質の高いノベルティを贈ることで、「〇〇ならこの企業」というイメージを持たせ、価格競争や流行に左右されない売上げの確保につながります。

特に最近では、SNSなどで高級ノベルティの画像が拡散されるケースも少なくありません。ノベルティは広告手法の中でも対象をある程度絞ったものですが、質の高いアイテムの情報が好意的に拡散されることで、マスへの広告効果も期待できます。

見込み顧客の獲得や既存顧客との関係強化

第三に、見込み顧客の獲得や既存顧客との関係強化です。印象的なノベルティが顧客の興味関心の入り口となって、本丸であるプロダクトやサービスの販売につながります。また、既存顧客に対してノベルティを贈れば、自社への愛着が高まり、ロイヤルカスタマーになることもあるでしょう。

特にノベルティを定期的に贈ることは、顧客とのリレーション構築に重要な役割を果たします。競合他社との厳しい競争の中で、質が高く独自性のあるノベルティの配布は、他社との差別化につながるポイントの一つです。既存顧客へのシーズナルギフトなど、顧客に対する細やかな配慮を感じさせる取組が鍵になります。

ノベルティを贈る意義期待できる効果
新しいプロダクトやサービスのプロモーションイベントや展示会時の集客
自社や発表内容を思い出すきっかけづくり
長期的な販売促進の効果
企業価値やブランド価値の向上イメージの定着
価格競争や流行に左右されない売上げの確保
宣伝広告の役割
見込み顧客の獲得や既存顧客との関係強化
新規顧客への販促
既存顧客のロイヤルカスタマー化
他社との差別化
ノベルティを贈る目的と効果

ノベルティの理解が深まる具体事例

ノベルティの意味をさらに深く理解するために、自動車メーカーを例に挙げて具体的な戦略を紹介します。自動車は一定期間ごとに買い替えるものであるため、顧客側は信頼できるメーカーを求める傾向にあります。近年は担当者の配置転換などにより、営業担当と顧客の信頼関係が希薄になりがちなので、メーカーへの信頼がより一層大切になります。そうしたメーカーと顧客間のリレーションを構築・強化するのがノベルティの役割です。

買い替えやメンテナンスの機会に贈るノベルティ

たとえば、既存顧客に対しては、自動車の買い替えやメンテナンスの機会を捉えてノベルティを贈ることで、メーカーへの愛着が深まり、継続購入や関連商品の訴求につながります。

ポイントは自動車メーカーならではのロゴマークや車種ごとのスローガンなどをノベルティに入れ込むことです。特に自動車の場合、顧客が車種やロゴマークに愛着を持っていることも多く、ノベルティの名入れとして刻印することで高い効果が期待できます。名入れはさりげなく入れるのがデザインの原則ですが、時には少し目立たせるのもアイディアの一つです。

モーターショーやイベントで配布するノベルティ

見込み顧客に対しては、自動車の展示会や試乗会などにあわせて、車種やメーカーにまつわるノベルティを贈ることで、販売促進の効果が期待できるでしょう。

既にオーナーとして自社ブランドの自動車を所有している顧客に比べると、ロゴマークや車種名への思い入れが少ないため、名入れはさりげなく取り入れることをおすすめします。安価すぎるボールペンやクリアファイルなどはすぐになくしてしまうことが考えられるため、使うたびに思い出してもらえるようなレザーアイテムなど、ある程度高級感を伴うノベルティ制作が大切です。

アンケートに答えたり、ブースで担当者との個別相談を行ったりするなど、見込み顧客の中でも確度の高めの顧客のみにノベルティを配布するなどの工夫を行うことで、同じ予算でもより効果的なプロモーションを行うことができます。

意義のあるノベルティ選びを


本コラムでは、ノベルティの語源と贈る意義について具体事例を交えて紹介してきました。今やノベルティは、顧客とのリレーション構築を通じた販売促進や、競合他社との差別化に不可欠な要素です。企業価値やブランドイメージの向上に資する高級ノベルティを検討してみてはいかがでしょう

おしゃれなノベルティのアイテム選びやカスタマイズには、一定のノウハウやリソースが必要です。私たちGRANESSコーポレートギフトでは、お客さまへのヒアリングを丁寧に行い、企業価値向上につながる最適なプロダクトをご提案しています。ぜひ一度、お問い合わせいただければ幸いです。

また、本サイトでは実際のノベルティ選びのアイディアをまとめた「おしゃれなノベルティ制作を実現するアイディアまとめ」のコラムも掲載しているので、あわせてご覧ください。

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