記念品を贈る意義と目的を解説!
記念品を贈る意義
法人記念品は取引先や自社の社員などに対して、感謝や祝福の気持ちを伝えるために贈るものです。法人同士の関係は組織間のつながりでありながら、そのベースにあるのは人と人との関係です。相手の心に残る、もらって嬉しい記念品を贈ることが望ましいといえます。
その上で、法人として記念品を扱うからには、その効果などの合理性の部分にもこだわることが大切です。社内外に質の高い記念品を贈ることで、企業のブランドイメージ向上や社員の士気向上が期待できます。その際、記念品の目的を明確化してターゲットやアイテムを選ぶことがポイントです。
このコラムでは、法人記念品の様々な目的を紹介していきます。記念品には幅広い目的があることを理解することによって、よりよい記念品選びに役立てていただければ幸いです。
記念品の使い道はさまざま
記念品の目的を理解する前提として、記念品には贈り先やタイミング、法人の種類によってさまざまな使い道があることを押さえる必要があります。代表的な記念品の種類を四つのカテゴリーに分けて紹介していきます。
会社の大切な節目を祝う記念品
一つ目は会社の大切な節目を祝う記念品です。具体的には、創立記念品や周年記念品、式典記念品、上場記念品、M&A成約記念品、株主総会記念品が挙げられます。会社の節目にこれまでの成功や苦難を振り返り、さらなる飛躍への願いを込めて、取引先やクライアント、社員などの関係者に贈られるものです。
社員の功績を称える記念品
二つ目は社員の功績を称える記念品です。代表例としては、永年勤続記念品や表彰記念品や式典記念品が挙げられます。会社の成長を支えるのは一人ひとりの社員であり、そうした社員の長年の努力や成果への感謝を込めて贈られるものです。
医療法人の記念品
三つ目は医療法人が贈る記念品です。医療法人の開業記念や周年記念、学会の開催記念、医療関連協会のイベント、製薬会社の新薬発表など、医療法人ならではの節目において記念品が贈られます。対象は医療を支えるスタッフや医療法人の関係者、地域の企業などさまざまです。
卒業・学校法人の記念品
四つ目は卒業記念品や学校法人記念品です。卒業記念品は保護者や学校が準備を行い、卒業する生徒に向けて門出を祝して贈られます。一方で、学校法人記念品は法人の創立記念や寄付への感謝など、教育機関として地域にあり続けるという思いを込めて、法人の関係者に対して贈られるものです。
記念品を贈る目的
それぞれの使い道にもとづいて、相手方への感謝や祝いの気持ちを伝えるために贈るのが記念品の主たる目的です。その上で、法人としては記念品がもたらす効果に着目して、合理的な目的も設定する必要があります。以下ではその目的を三つに分けて紹介します。
- 外部とのリレーション構築
- 企業価値向上
- 社員のワークエンゲージメント向上
外部とのリレーション構築
第一に、外部とのリレーション構築です。高品質でオリジナリティのある記念品を贈ることで、取引先やクライアント、株主などのステークホルダーとの関係強化につながります。また記念の場において、経営層や議員などハイクラスな方の来賓へのおもてなしとして贈ることによって、長期的な関係を築くきっかけとなります。
企業価値向上
第二に、自社の企業価値向上です。企業のイメージアップに向けて、気づかい感じられる記念品やSDGs視点で選ぶ記念品などを用意するケースが増えてきています。またブランド力強化のために自社の理念やコンセプトに沿ったアイテムを贈ることで、競合他社との差別化が可能となり、価格競争に左右されない売上げを期待できます。
社員のワークエンゲージメント向上
第三に、社員のワークエンゲージメント向上です。社員の士気向上を目的として、もらって嬉しい記念品を贈ることによって、自社への帰属意識を高められ、優秀な人材の定着につながります。また働きやすい職場環境を実現するために、おしゃれなワークスタイル実践の手段として高級な記念品が活用されることもあります。
記念品の目的達成につながる名入れや包装方法
記念品のそれぞれの目的を達成して効果を最大限高めるためには、アイテムにおしゃれな名入れを取り入れて、包装方法にも気を配ることが大切です。
企業カラーやロゴなどの名入れは、受け取る側の立場に立ってさりげなく取り入れることで、普段づかいしやすい記念品に仕上がります。自社の社員に向けては、名前を刻印する個人名入れも特別感を演出するアイディアの一つです。また記念品を渡す際には包装紙を用いた過剰な包装を避けて、高級感のある化粧箱のみを用いることで、受け取る側の手間やサステナブルへの配慮を感じさせ、印象を高めることができるでしょう。
記念品の目的に沿ったアイテムやデザインを
本コラムでは、記念品の意義や目的、使い道、効果を高める手段について紹介してきました。
記念品選びのベースとなるのは感謝や祝いの温かい気持ちではありますが、しっかりと目的を定めて、記念品の効果が最大限発揮されるよう、知識やノウハウを生かす冷静な視点も大切です。もし自社でリソースが足りない場合にも、メーカーやブランドとの丁寧なコミュニケーションを通じて、質の高い記念品を作り上げることができるでしょう。
私たちGRANESSコーポレートギフトでも、お客様の企業価値向上に少しでも貢献できるよう、丁寧なヒアリングにもとづき目的に沿ったアイテムやデザインのご提案をしています。ぜひお気軽にお問い合わせください。